
イニシエーションの道で


今後人類の中で発展してゆくことになるあらゆる自由な宗教性は、すべての人間の中に、理論だけではなく、人生の直接的な実践において神性のイメージを認めることができるという事実に基づいています。
個人同士のそれぞれの出会いが最初から宗教的行為となりり、秘跡となるため、宗教的制約はもはや存在し続けることが不可能になり、宗教的制約を持つ必要もなくなります。特定の教会や物理的世界におけるその構造体の助けを借りて宗教生活を培うことはもはや誰も必要としなくなります。
もし教会が自らをよく理解するなら、物理的世界において不要の存在になること、という唯一の意図しか持つことはできないでしょう。
なぜなら生活全体が超感覚的表現になるからです。
私の電気や電磁気、音楽、電波、鉱物や光に対する早熟な情熱は、徐々に自分の存在意義、世界や命、死の存在意義についての問いへと私を導いて行きました。 この宗教に関する考察は、過去の行程への失望と、新たに生まれた理解への高まる希望を理想的に描いています。
1698年に、ある匿名の文書がパリに出回りました。
「地上と同様もはや天にもいない神よ、あなたの国が来ても来なくても、私にはどうでもよいことです。 あなたの意思が天におけるのと同じように地上でもなされるようお願いすることもしません。私が望まなくとも実現するでしょうが、それを甘受しなければならないのは私です。」


それから錬金術、カタリ派、スカラー波、マグネティズム、放射線感応能力、遠隔マグネティズム、共感覚、オーラの色などの発見がありました。
当時は思いもよらない関連に駆り立てられ、私は抵抗できないほどに
葉隠、「武士の秘書」へと導かれました。
葉隠はすべて言い尽くしていますが、ただし沈黙によってです。
メッセージは行間に隠されており、つまり葉隠の文字通りの意味、
「葉の下に隠されている」ということです。
「葉隠れは時間や利益については何も語らず、
空をぼんやり見つめることに時間を浪費させようともしません。
我々は世界の中に生きており、そこで起こる出来事に反応します。
唯一の問いは、「自分をどこに位置づけるか」です。」
ウィリアムS.ウィルソン、『葉隠、武士の書』
「誰かがこう言いました。
「聖人の霊廟の中に」、次のような詩があります。
もし心の中で
誠実の道を歩むなら たとえ祈らなくとも
その人は神々によって守られるでしょう。
この誠実の道とは何でしょうか。」
ある男が次のように答えました。「あなたは詩がお好きなようですので、 私も詩でお答えしましょう。
この世のあらゆるものが欺瞞でしかないため、
死は唯一の誠実なものです。」
誠実の道を辿ることは、
すでに死んでいるかのように日々振舞うことであると言われています。」

私にとってただ一冊の本
『葉隠れ』」
三島由紀夫

ルドルフ・シュタイナー
(1861年2月25日 - 1925年3月30日)
シュタイナーの膨大な作品を先入観なしに研究することは、あらゆる時代を通じて最も偉大な思想家の1人を発見することです。 この天才的精神は近代的知識のみならず、近代科学にも大きな影響を与えてきました。
シュタイナーはアルバート・アインシュタインと同じ程度の神秘主義者であったに過ぎません。
彼は何よりもまず、生命の秘密に足を踏み入れる勇気を持った科学者でした。
ラッセル W. ダヴェンポート (「The Dignity of Man」(人間の尊厳)より)
シュタイナーは抽象的な哲学者ではなく、科学的教育の現実主義者でした... これほど印象的な人物にかつて出会った記憶がありません。
彼の個性的な外見に慣れた時、私は彼がいかに素朴で謙虚であるかを理解しました...それでいて彼の顔から非常に強い印象を受けました。
彼の顔は、その強烈な精神的表現を収めるのに十分な大きさではないかのようでした。
R.ランドー(『神は私の冒険である』より)

1997年のルドルフ・シュタイナーの作品との出会いは、私の世界観、そして仕事と研究の方法を取り返しのつかないほどに激変させることになりました。


長年に渡る研究と調査の後、自分の主義と誓約に完全に忠実でありながら、無重力状態を受け入れ、つまりいかなる物質的や合理的反論もなしに、中心テーマが自ずから課されるようになって行きました。
振動と波動による通信
石、金属、したがって鉱物、色、そして音は私の問いの中心であり続けました。
これらはすべて、振動を支えるものです。
共通する要素は波動または振動です。
波動と振動には、磁気的視線の目、功(Gong)が作り出したり反射したりするもの、メンヒルやピラミッドが蓄えたり放出したりするもの、あるいは宇宙ヴォイドの中で生成される背景雑音、宇宙の声を作り出すものなどがあります。

基本原理が近日中に本サイトで公開される予定です。
完全な詳細は、将来公開されます。
色と音は目に見えないものの視覚的な現れです。
これらは見えないものを見えるようにすることができます。
鉱物の世界は目に見えない世界(または精神世界)
と物理的な世界の間の敷居です。
